編集部コラム:マイニングに挑戦!

公開日時: 2015/12/02 AM9:15 JST

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今回はコインポータル編集部員がビットコインのマイニングに挑戦した。

 

ビットコインのマイニングは大規模な施設がなければ、それなりの量のビットコインを手にすることはかなり難しい。さらに、電気代が安い国で行うならまだコストも見合うが、特に日本のような電気代の高い国では利益よりもコストの方が高くついてしまう。

 

個人のマイナーがたくさんの報酬を獲得できていたのも遠い昔の話だ。今回はそもそも赤字企画であるものの、ただビットコイン採掘者としてのデビューを飾りたい一心で編集部メンバーが挑む。

 

マイニングについてはこちらから

 

 

マイニングは準備が8割

 

1.必要なものをそろえる

採算度外視でマイニングを試してみるだけなら大がかりな施設や高価なマイニンググッズは必要ない。今回はごく小さなUSBのマイナーを使って、マイニングプール(複数のマイナーが共同でマイニングし、報酬をシェアするところ)に登録する方法をとった。マイニング自体はコンピュータがやってくれるが、それまでの設定が初心者には少々難しい。

 

<必要な3点>

・ノートパソコン(普段編集作業に使っているもの)

・ASICマイナー(USB型のハードウェアを使用、amazonで購入)

・マイニングのためのソフトウェア (cgminerを使用、無料)

 

今回使用したUSB型のハードウェアはアメリカのアマゾンサイトで10ドル程度で販売されており、比較的気軽に買える値段だったが、日本までの送料に20ドルかかったことは想定外だった。購入をご検討の方は気をつけていただきたい。

 

2.マイニングプールに登録

USBマイナーを注文してから、届くまでの間に、ソフトウェアの準備やマイニングプールへの登録を行う。

 

いよいよ本番、初心者でもマイニングできるのか

 

期待を胸にUSBをパソコンに差し込む。

 

 

マイナーを使ってみるも、ハッシュレート部分の数字が全部ゼロ、画面にはFail(失敗)の文字が表示される。

 

この時USBドライバーというものが必要だと分かり、あわててインストール (こちらも無料)。

 

そして再度、スタート。

 

 

 

採掘できているようだ!

 

しかし、しばらく喜びと感動に浸ったものの、すぐに終了を余儀なくされた。

 

理由は以下の2点だ。

 

1.一度マイニングがスタートすれば、編集作業中もパソコンがマイニングしてくれる。そう思っていたのもつかの間、USBマイナーの幅が大きすぎて他のUSBポートが使えないことに気づかされた。これでは普段使っているマウスやキーボードを使うことができず、編集作業をスムースに行えない。実際にマイニングをやってみたい方はUSBハブの利用がお勧めだ。

 

2.USBの発する熱が想定以上だった。マイニングを始める前から知ってはいたものの、冬の間なら暖房代わりになるから逆にコスト削減になるのではないかという甘い考えが一瞬にして覆された。ピンポイントでUSBだけが高熱になり、引き抜く際も熱くてやけどに気をつけなければならない。また、マイニングできていなくても、パソコンに差しているだけで熱くなる。マイニング挑戦者の方は扇風機を用意しておくべきだろう。

 

結論:扇風機は不可欠、報酬はほぼゼロ

 

さらに、USBのマイナーを使ってマイニングした場合にどれだけのビットコイン報酬がもらえるのか、無料のサイト(Bitcoin Mining Calculator)を使って計算した結果がこちらだ。

 

一日で稼げる額:0.00000231btc =約0円

1週間稼げる額:0.00001619btc=約1円

1か月で稼げる額:0.00007039btc =約2円

 

 

この計算だと、1年頑張っても24円だ。しかもこれは2015年の半減期前の話。2016年7月にはマイニングの報酬が25ビットコインから12.5ビットコインへ半減しており、今では報酬はこの半分だ。

 

もっと良いマイナーを使えば報酬は上がると考えられるが、それでも冒頭で述べたとおり、個人が日本でビットコインをマイニングする場合利益を得ることはおろか、マイニングにかかる電気代をカバーすることは難しいだろう。なお、個人でのマイニング以外にはGenesis Mining等のクラウドマイニングのような選択肢がある。

 

 

 

 

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