入門編:ウォレットの種類 パート1

公開日時: 2015/12/21 AM11:40 JST

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*この記事はマーケットアナリスト、グレン・ランバート氏によるビットコイン入門シリーズです。

 

ビットコインの保管について

 

ビットコインを入手する際にはビットコインを入れるお財布(ウォレット)が必要です。 保管の方法は主に2つ、とスマートフォン、デスクトップのウォレットなどのオンラインと、オフライン(コールド・ストレージ)のハードウェア・ウォレットやUSBがあります。以下で詳しく見てみましょう。

 

デスクトップ・ウォレット

 

まずは、あなたのパソコンに保管する方法です。デスクトップ・ウォレットには様々な種類があり、それぞれ違った特徴を持っています。そしてほとんどのウォレットはWindows, MacそしてLinuxで利用できます。例えばMultiBitは軽量なソフトウェアとして、Electrumは通信の速さ、そしてArmouryは安全性が高く機能が多い、という点で注目されています。

 

デスクトップ・ウォレットを手に入れるためには、Googleで「MultiBit」や「Hive Wallet」などのウォレット名を検索し、ダウンロードするだけでOKです。特に難しいことはないですし、ほんの数分でダウンロードできます。

 

ですが、どこからダウンロードするかには気をつける必要があります。そのウォレットのウェブサイトやApp store、Google Playでダウンロードすることが最も安心だと思われます。そのウォレットをインストールする時にアドウェアやマルウェアを仕込むようなSourceForgeといったサイトからは決してダウンロードしないでください。

 

スマートフォン・ウォレット

 

デスクトップ・ウォレットは非常に優れていますが、外出時や実際の店舗で決済をするのには不向きです。その点、スマートフォンウォレットなら、あなたが現金を入れて持ち歩くお財布のような感覚で使うことができます。スマートフォンでダウンロードしたアプリケーションを起動させると、そのウォレットにはプライベートキー(秘密鍵)があなたのビットコイン・アドレスに仕込まれ、そのスマートフォンで買い物ができるようになるのです。

 

スマートフォン上ではいくつでもウォレットを持つことができます。そしてそれぞれのウォレットにはメリットとデメリット、各々特有の機能もあるので、まずはいくつかダウンロードしてみて、どれを主に使用するかを決めていくようにすることをお勧めします。

 

モバイル・ウォレットには、アンドロイド仕様のMycelium、やLuxstackがあります。逆にアップルは最近まで、ビットコイン・ウォレットのシステムに敏感に懸念していたことで有名です。Apple Storeでウォレットが出回るのを嫌っていたため、あまり種類がありませんでした。2013年11月にCoinbase、2014年にBlockchainの iOSアプリを排除しましたが、1年程前からiOSでもビットコインウォレットのインストールが許可されるようになりました。iOSのウォレットで人気なものは、Breadwallet、Mycelium、そしてCopayなどが挙げられます。

 

ビットコイン・ハードウェア・ウォレット

 

ハードウェア・ウォレットとは、オフラインでビットコインを保管する携帯型装置です。オフラインでビットコインを保管することは、長期で投資する人にとっては最適な方法です。その最大の利点は、ソフトウェア・ウォレットが感染しやすいウィルスに対してハードウェア・ウォレットは感染する可能性が低いからです。

 

人気の高いハードウェア・ウォレットにはTrezorとLedgerがあります。

Trezorなどのハードウェア・ウォレットは、そのウェブサイトで購入することができます。直接ブランドからオンラインで購入すると100~150米ドルで買うことができますが、ビットコインでで支払わなければなりません。Amazonを通して購入すると、Trezorは体200米ドル、Ledgerの方は40米ドル程度で購入できます。

 

 

著者について

グレン・ランバート(Glenn Lambert)

ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を拠点とする金融メディアADVFN日本支社のマネージャーを務める。 現在はマーケットアナリストとして各種メディアなどで活躍中。特にニュージーランドやオーストラリアといったオセアニア市場に精通している。ビットコインにも造詣が深い。

 

※この記事の内容は2015年11月30日時点の情報です。

 

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