PwCが団体保険におけるブロックチェーンの可能性を調査

公開日時: 2016/06/20 AM6:37 JST

670x300_media_biz

専門サービス大手のPwCが保険会社のホールセール分野におけるブロックチェーンの可能性を調査するためにアンケート調査と概念実証を行う研究プロジェクトを立ち上げる。

 

提案された研究はこのプロジェクトのスポンサーであるPwCとシンクタンクZ/YenのLong Financeイニシアティブが共同で行う。Z/Yenの発表によると、この取り組みは団体保険のブローカー、保険業者および再保険業者を含む業界関係者を一つにまとめ、『ブロックチェーンがもたらし得る便益の可能性』について共通の見解を持てるようにするためのものだ。

 

シンクタンクZ/Yenは同社がPwCとともに報告書をまとめると述べており、『ビッグ・フォー』と呼ばれる監査事務所の一つであるPwCのベルファストにある新しい研究所を利用して概念実証を開発するとのことだ。

 

業界のグローバルな調査を含むこの研究は「優先度の高いビジネスユースケース」を特定し、将来のブロックチェーン開発のロードマップを作成することを狙いとしている。

 

参加者は、この研究から現在ブロックチェーン技術界隈で考えられていることに対する洞察を得ること、そして保険業界の業界標準のための複合的な研究に対する潜在的可能性の特定を期待している。

 

「ブロックチェーンのような新しい技術については、技術が動作するというだけでなく特定のビジネス課題に対して正しい解決方法を提供できることを示すために迅速に取り組むことが非常に重要である。」とPwCのパートナーSteve Webb氏は語り、「ソリューションを確立し、失敗から学ぶことでそれを洗練・改善させることがビジネスには求められている。」と加えた。

 

研究と概念実証の両方が7月には完成する見通しである。