9月にNYでビットコイン研修プログラム「Hacker Residency」がスタート

公開日時: 2016/08/13 AM8:00 JST

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9月12日からニューヨークでビットコイン(Bitcoin)開発の基本的なプロトコルを教えるトレーニングプログラムが開始される。

 

ビットコインはマスターするのが簡単ではないソフトウェアであるが、ビットコインの研究開発グループであるChaincode Labsは、オンライン教材が提供するよりも良い支援を受けることができ、相互交流を持つことのできるこの取り組みによってこの問題を緩和することができると考えている。

 

ニューヨークにある同社の本部で開催される4週間の「Hacker Residency」プログラムは開発者たちに対して彼らの興味を引くようなプロジェクトに取り組む機会を提供することを狙いとし、9月12日からスタートする。

 

ビットコインの開発者でありBlockstreamの共同創設者であるMatt Corallo氏はこの取り組みを支援するために自身のスタートアップを休んでこのプログラムへの支援を行うとのことだ。

 

Corallo氏は「このプロトコルに貢献したい人は多いものの、気の遠くなるような道のりであることも確かです。この取り組みのモチベーションの背後には彼らを呼び戻し、ビットコインの下層部のプロトコル開発に貢献する人々の数と質を向上させるという意図があります。」と述べている。

 

このプログラムの主催者によると、最終的に受け入れられる開発者の人数は、条件を満たしている応募者の数によって変わるようだ。

 

経験から学ぶ

 

Corallo氏が述べているように、このプログラムでは新しい開発者をビットコインのエコシステムに招き入れることにおいて様々な困難があることを示している。

 

Corallo氏は、オープンソースのプロジェクトをサポートする開発者の能力は、「徹底的なインセンティブ構造」に対する満足とその他の微妙な意味合いを必要とするテーマによると述べている。

 

「これは手軽なプロセスではなく、全てのインプットとアウトプットの意味を学ぶにはかなりの時間を要するだろう。」と彼は言う。

 

彼は、現在のBitcoin Core開発者の何人かも、このプログラムのような一対一のメンタリングは受けていないにしても、エコシステムに貢献できるようになるには1年かそこらの時間を要したと述べている。

 

しかしCorallo氏は、このプログラムのミッションがコントリビューターのチームを構築することよりも、健全な学習経験を与えることだと語った。「必ずしも一カ月で参加者が有用な貢献ができるようにする必要はない。」と彼は言う。

 

ビットコイン研修プログラム の詳細

 

主催者はこのプログラムについて、カリキュラムはビットコインプロトコルに関する講義によって構成されるが、極めて柔軟に行われると述べている。
研修に参加する開発者は興味のあることなら何でも取り組むことができる。つまり、Bitcoin Coreの開発チームが取り組んでいるプロジェクトの長大なリストのどれであっても新たなコントリビューターを得ることができる可能性があるということだ。

 

「ビットコインを理解することができるプロジェクトを選ぶことが重要だ。」」とCorallo氏は述べ、「参加者が何に貢献しようと思っても、それがビットコインを学ぶために良いものであれば問題ない。」加えた。

 

詳細についてはこちらから確認することができる。

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参照サイト

メディア名:CoinDesk

URL:http://www.coindesk.com/bitcoin-hacker-residency-new-york/