イベントレポート:FinSumカンファレンス(東京)

公開日時: 2016/09/22 AM8:30 JST

 

 

9月20日から21日にかけて丸の内で金融庁と日本経済新聞が主催するFinSumカンファレンスが行われた。

 

開会の挨拶には前日に誕生日を迎えた麻生太郎副総理・財務・金融相が登壇し、デジタル化の流れが我々の生活やビジネスを変えていると述べ、Fintechによって人やシステム、そして新しい時代を迎えることになり、その流れに合った法整備や規制などが必要になると話した。

 

またFintechを普及させるためには、テクノロジーに詳しくない一般の人々が「不安になったり、不信感を抱くことがないように、説明する必要があります。自分たちだけで分かって喜んでいても普及しません。広く理解してもらう努力をする必要があります。」と述べた。

 

 

また「ブロックチェーン時代の夜明け」ではMITメディアラボ研究員の松尾真一郎氏、R3のリカルド・コレイア氏、Proof of Purpose CEOのダイアナ・ビッグス氏、MUFG執行役専務の村林聡氏でのパネルディスカッションが行われ、日本銀行決済機構局の山岡浩巳氏がモデレーターを務めた。

 

ブロックチェーンの応用が最も期待できる分野は何かという山岡氏の問いかけに対して、村林氏はIoTが進展するとデジタルですべてが管理される時代がくる可能性があり、お金に関してもモノとモノでなくデジタルとデジタルという形式での交換が行われる、ブロックチェーンは社会をデジタルに転換していくものになるのではないかと思うと述べた。

 

ダイアナ氏は、金融サービスを受けることができない人々がいることについて言及し、現状ある課題を解決するのにブロックチェーンを活用できるとよいと述べた。

 

また、ブロックチェーンが直面する課題についてはR3のリカルド氏からはブロックチェーンの正しい理解を広めること、松尾氏からはプライバシーが挙げられた。
その他、FinSumのイベントでは保険(インシュアランス)×テクノロジーの「インシュアテック」やブロックチェーン、金融包摂(Financial Inclusion)についてのセッション、先日から行われていたアイデア・キャンプの表彰式、展示等が行われた。