Rippleが大手銀行によるシリーズBラウンドで5500万ドルを調達

公開日時: 2016/09/26 PM3:30 JST

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Rippleが金融業界大手数社から5500万ドルの資金調達を行った。

 

参加した企業は、Standard Chartered、Accenture Ventures、SCB Digital Ventures、Siam Commercial Bankのベンチャー部門、そして SBI Holdingsである。 追って加わったのは、Santander InnoVentures、 ME Ventures、Seagate TechnologyそしてVenture 51である。その成長曲線から見られるとおり、集まった資金は本社のあるサンフランシスコの外への拡大に使われることになるだろう。

 

Rippleの取締役兼COOを務めるBrad Garlinghouse氏は、今回のの資金調達によって、企業の買収も検討できるようになったと述べている。詳細については話されなかったが、数か月先の戦略については

 

早期に投資をしていたGoogle Ventures、Andreessen HorowitzIDG Capital PartnersそしてJerry Yang’s AME Cloud Venturesからの資本と合わせて、Rippleは合計9300万ドルの資金を調達している。これはブロックチェーン企業ではトップクラスだ。
取引先の獲得

 

2012年に設立されたRipple(当時の社名はOpenCoin)はブロックチェーン技術の活用に取り組む競合がいない状況だった。他のスタートアップがビットコインばかり注目する中、Rippileは企業が見込み取引先の獲得に向けてブロックチェーン技術の活用に取り組み、金融に詳しいエグゼクティブとしてCEOにChris Larsenを迎え入れた。

 

ビットコインとは異なり、Rippleの台帳システムはパーミッション型となっており、銀行は身元の確認できないマイナーが取引を承認することを心配する必要もない。さらに、Rippleの台帳サービスはプラットフォームの通貨であるXRP(リップル)を使わなくても利用することができる。

パートナー銀行の拡大

 

今回の増資のニュースに加え、スタンダード・チャータード、Westpac、National Australia Bank (NAB)、みずほファイナンシャルループ (MHFG)、BMO Financial Group、Siam Commercial BankそしてShanghai Huarui Bankなどの大手銀行が正式にネットワークに参加したことが告知された。これらの機関はRippleネットワーク上での送金に成功し、それを利用して各社の事業を進めているとのことである。
成長の加速

 

Garlinghouse氏によると、同社には150名の社員がおり、さらに25人以上を採用しようとしている。この4半期の間、50%以上の新規雇用はエンジニアだった。そして同社のコンプライアンス部門は競合のどの会社よりも規模が大きいという。「銀行はこのようなサポートを必要としている。」と述べている。

 

今回の採用では日本のSBIグループとのジョイントベンチャーで日本でのリップルプロダクトの販売に取り組むポジションなどを募集している。

 

「これからの6か月間で、Rippleはサンフランシスコのオフィスに加え、新しい場所での拠点を増やし、今の2倍の規模になるだろう。我々はオフィススペースには留まらない。」とGarlinghouse氏は締めくくった。

 

Ripple採用ページ:https://ripple.com/company/careers/all-jobs/

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参照サイト

メディア名:CoinDesk

URL:http://www.coindesk.com/ripple-blockchain-55-million-series-b/