大手銀行らがRippleの決済ネットワークのために提携

公開日時: 2016/09/30 AM6:30 JST

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9月23日、Rippleは分散型金融テクノロジーの銀行グループをローンチしたと発表した。この取り組みにはバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、サンタンデ―ル銀行、カナダロイヤル銀行、ウニクレディト、スタンダード・チャータード、ウエストパック銀行、CIBCが参加しており、このグループをGlobal Payments Steering Group、(国際決済誘導グループ、略称はGPSG)と呼んでいる。

 

Global Payments Steering Group(グローバル決済運営グループ)はリップルの決済取引ルール、リップルを使った活動の標準、その他リップル決済機能導入のサポート活動の構築とメンテナンスを行う。

 

戦略アカウントのグローバル責任者として新しくRippleに入ったMarcus Treacher氏はインタビューでCoinDeskのインタビューに「国際メッセージングサービスや国際間の資金移送の実質のスタンダードはSwiftである。私たちはRippleと共により良いサービスを提供できると考えている。」と答えている。

 

Treacher氏はこのサービスが、Santanderが5月に発表したソリューションのような、銀行員がRippleのネットワークを用いて銀行間決済を行うことができるクロスボーダー決済ソリューションであると説明した。

 

この取り組みに参加している銀行は時間とコストを削減しながら新しいタイプの少額かつ大量の取引をグローバルで可能にしようとしている。

 

以前Rippleは同社のInterledgerプロトコルの管理をインターネットの標準化組織であるW3Cに譲渡しており、Treacher氏は同社がメッセージングにおいて、現行のISO20022標準の代わりとなるような役割を果たしたいと考えていると述べている。

 

この銀行に参加している銀行はネットワークの標準を制定することがこの技術の進歩にとって鍵となると考えているようだ。

 

「相変わらず、悪魔は細部に宿る。」とSantanderで研究開発責任者を務めるJulio Faura氏はプレスリリースの中で述べている。「私たちは業界がより良い決済ネットワークを構築するために必要な基準とプロセスを定義することに貢献するためにGPSGに加わった。」

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