Ripple、CEOのクリス・ラーセン氏が退任、後継者は元Yahoo幹部

公開日時: 2016/11/02 PM1:00 JST

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2017年1月1日付けで、これまでRippleのCEOを務めてきたクリス・ラーセン(Chris Larsen)氏が退任し、現在COOを努めるブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)氏がCEOに就任することがRippleから発表された。ラーセン氏は引き続き取締役会長としてRippleに残ることとなる。

 

ラーセン氏は発表の中で「私の人生とキャリアにおいてこのタイミングで日々の業務からRippleの戦略的なディレクションに注力できるようになることを楽しみにしている。」とコメントしている。

 

来年から新しくCEOとなるガーリングハウス氏も「RippleのCEOを務められることを非常に光栄に思うと同時に、クリスのような先進的な人物のそばで仕事ができることを非常に嬉しく思っている。これからクリスや他の役員とRippleの戦略的な方向性を決めていくことが楽しみだ。」と述べている。

 

ラーセン氏の後を継ぐブラッド・ガーリングハウス氏はYahoo!やAOLでの実績を持つ人物だ。彼は「Yahooはパンに塗ったピーナッツバターのように、リソースを薄く広げているだけだ」と警告するピーナッツバターマニフェストを書いたことでもよく知られている。

 

Rippleは現在金融機関とネットワークを構築して国際的な決済における高速化、コストの削減に向けた取り組みを行っている。最近ではR3によるリップルの仮想通貨XRPを使ったトライアルの実施、銀行間国際決済のためのGlobal Payments Steering Groupのローンチ、シリーズBでの5500万ドル調達等のニュースがあった。

 

同社ウェブページにあるクライアントリストにはバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、みずほ、UBS、スタンダード・チャータード、サンタンデ―ル等ブロックチェーンに関する取り組みを行っていることが知られている大手金融から、アブダビに本社を置き主に中東エリアで事業を展開する銀行NBAD、タイのサイアム商業銀行などの金融機関の名前が挙げられている。

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