最近話題のZcash、どうやって手に入れるの?

公開日時: 2016/11/03 PM3:30 JST

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プライバシーやその他の機能に対する様々な期待で騒がれる中で、新たな仮想通貨Zcashが10月28日に最初のブロックがマイニングされ、ローンチされた。

 

そもそもZcashとはどんなものか

 

Zcashは世界中のだれもが使えるオープンな金融テクノロジープラットフォームの構築をミッションとして掲げている。

 

特徴的なのは匿名性で、個人・企業を問わず取引のプライバシーが守られるように作られており、ビットコインの課題の一つとされているFungibility(代替可能性)を実現するためにもプライバシーは不可欠だと考えていると述べられている。

 

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このZcashはビットコインのコードベースのフォークとして開発され、ビットコインの良いところと安定性を受けつぎながらも匿名性を守ることができるようにされたものだ。Zcashを取引する際には送り主、受取側、送付量などの情報は守られ、正しいキーが無ければ取引の詳細を知ることができない仕組みになっている。

 

Zcashのトークン「ZEC」はマイニングによってのみ発行され、ICOによるクラウドファンディングは行われていない。

 

また、ZcashのCEOであるZooko Wilcox氏は2オープンで分散型のシステム、暗号技術、情報セキュリティやスタートアップの分野で20年以上の経験があると同社のホームページで紹介されている。このプロジェクトにはBitcoin Foundationのギャビン・アンドリーセン氏やEthereum FoundationのVitalik氏などがアドバイザーとして名前を連ねており、Digital Currency Groupや日本のビットコインコミュニティでも有名なロジャー・ヴィア氏からも投資を受けている。

 

この話題のZcash、どのようにすれば手にいれることができるのだろうか。

 

入手方法1:マイニングをする

 

このZcashは特有のEquihashと呼ばれる機能を持っており、一般的なGPUとRAMでのマイニングができるため、多くのマイナーへの普及を期待することができる。「実際、多くの人はコスト面を考慮するとASICなどの環境を持つことができる訳ではない。」とZooko Wilcox氏はソフトウェアエンジニアのJack Grigg氏のブログの中で語っている。

 

しかし自身のGPUを作るのは簡単でなく、ビットコインのマイニング専用のASICを購入してインターネットに繋ぐのとは少し勝手が違う。そのためにはカスタムしたマザーボードとグラフィックカードが必要となってくるからだ。

 

そこで、クラウドマイニングがより多くの人に受け入れられるのではないかと考えれている。Genesis Mining社などは一年間のサービスを限られた数のみ提供していくことを予定している。

 

入手方法2: 取引所で買う

 

取引所でZECを購入することももちろん可能だ。

 

海外の仮想通貨取引所ではPoloniex、Bittrex、HitBTC、KrakenなどがZcashへのサポートを発表しており、国内でもCoincheck等がZECへの対応を発表している。

 

ShapeshiftもZECの取り扱いに向けて取り掛かっていると同社のCEOを勤めるErik Voorhees氏が述べている。

 

現在Zcashの価格は1.2BTC付近を推移しており、もしこの価格で安定するとなるとZcashは価値の高いデジタル通貨として定着する事になるかもしれない。

 

ローンチの際のプレスリリースの中でZcashのCEOであるZooko Wilcox氏は「皆様にZcashを試していただきたい、もし可能であればマイナーやノードとしてネットワークに参加してください。このプロトコルはまだスタートしたばかりで、これからより強く成長していく実験段階のものです。Zcashは合意に基づく通貨で、コミュニティを基盤としたネットワークを持ち、開発者によって支えられており、皆様に参加していただくことがネットワークを強くする唯一の方法です。」と述べている。

 

現在仮想通貨コミュニティから熱い視線が注がれるZcashが今後どのように発展していくのか見守りたい。

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