Coincheck、不正利用ユーザー逮捕に協力

公開日時: 2016/11/04 PM8:26 JST

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ビットコイン取引所coincheckで他人の個人情報を使用して口座を開設し、さらに他人名義のクレジットカードで約90万円分のビットコインを購入した疑いで男性3人が逮捕されたことが報道された。

 

報道によると、容疑者は偽の個人情報を使ったアカウントから他人名義のクレジットカード情報で90万円分のビットコインを購入。その後アメリカのビットコイン取引所に開設した複数の口座を経由し、最終的に容疑者本人名義のコインチェックアカウントに送金。それを日本円に替えて引き出したようだ。

 

Coincheckを運営するレジュプレスはクレジットカード不正利用及び他人の本人確認資料を使って口座開設を行ったユーザーを検知したとして、警視庁サイバー犯罪対策課へ通報を行い捜査協力を行ったと発表している。

 

「捜査協力といたしましては、警視庁サイバー犯罪対策課への暗号通貨ならびにブロックチェーン技術の基礎知識説明、ならびに、活用方法を指南いたしました。全世界のビットコイン取引履歴を全て追跡できるブロックチェーン技術を活用することにより、容疑者の世界中の取引履歴を追跡し、資産の流れを透明化する協力を行いました。仮想通貨取引所が保存する本人確認資料等を組み合わせることで、容疑者の特定を実現しております。」と同社のブログで発表されている。

 

ビットコインは匿名性が高いと言われているが、多くの取引所でビットコインを取引するには本人確認資料の提出を求められるようになっており、ブロックチェーンでその後の取引履歴を辿ることが可能なためどのようにプライバシーを守るかについて議論にさえなっている。また、海外ではChainalysisなどのブロックチェーン解析サービスがあり、取引所のハッキングで盗まれたビットコインの追跡ツールの提供などが行われている。

 

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