ビットコイン投資入門:FXと同じ感覚でビットコインを取引すると破産する理由

公開日時: 2016/11/19 PM3:30 JST

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ビットコインの取引に興味がある、始めたい、という人がまず気をつけるべきこととはなにか? 現役トレーダーの佐々木 徹氏は、特にFXのトレーダーにとってビットコインは一見FXとよく似たマーケットに見えると思うがそんな経験者の方にこそ気をつけてほしいポイントがあるという。

 

以下、FX経験者も、そうでない方も必見の「ビットコインを始めるにあたって、まず知るべきこと」を佐々木氏にまとめていただいた。記事末尾には、佐々木氏から読者の方へプレゼントもあるのでチェックしよう!

 

トレード経験者にこそ読んでもらいたい、単純で致命的な事実とは?

 

FXの取引に慣れた方にとって、ビットコインは一見、とても気軽に入れるマーケットであるように思えるでしょう。

 

24時間休みなく動き、OTC(相対)取引であるとともに、コストの安い効率的な市場であることなど、挙げればいくつでも似た点が出てきます。

 

とはいえ、ビットコインと外国為替FX取引は似て非なるもの。ドル円を取引するのと同じ感覚で飛び込み、望まない結末を迎えることはしたくないですね。

 

そこで、当記事では取引を始める時点で絶対に知っておくべきポイント・・・値動き幅の大きさとレバレッジ設定を通じて、FXと同じ感覚でビットコインを取引すると破産する理由について記事にまとめてみました。

 

ボラティリティの違い・・・単純な事実

 

結論から書いてしまうと、ドル円とビットコインとでは値動きの変動率が異なるため、同じ投下ロットとレバレッジを使うと、破産する可能性が出てきます。

 

例えば以下のチャートを見てみましょう。

 

 

左側は米ドル建てのビットコイン価格、右側はドル円のチャートに6.8という係数・・・ビットコインとドル円の値段が見た目に近くなるよう調整するためのものを乗じたものです。

 

チャート下に表示をされているグラフは、一日あたりの最大値動き幅を5日平均でならしたものです。少し見づらいですが、スクリーンショットを撮影した時点で、ドル円が《15》。

 

 

それに対して左のビットコインは《69》です。

 

 

見た目上の価格をおよその比較のために合わせていますので、この数字が物語ることは、ビットコインとドル円との一日あたりの値動き幅は4倍以上になる(ことがある)ということです。

 

せっかくですから事例を考えてみましょう。あくまでもモデルですので手数料、スワップ、ビッド/アスクのスプレッドは一切考慮していません。

 

仮にドル円で1%の値幅(約1円)を狙い100万円の証拠金を運用するとしましょう。レバレッジ1倍なら、0.1標準ロットを投じることになるので、1%は1万円の変動リスクとなります。

 

ところが、この値動きから20%の運用リスクを作るなら、2.0標準ロット・・・つまりレバレッジ20倍を使い2000万円のポジションを建てることになります。

 

リスク金額は、2000万円☓1% = 20万円ですね。この資金管理が適切かどうかは議論が別になるので脇に置き、では同じ投下ロットをビットコインに当てはめるとどうでしょうか?

 

同時期の変動幅が69/15=4.6倍ですから、リスク金額も4.6倍の(およそ)92万円となります。そう、口座資金100万円に対して92万円の変動リスクです。

 

もちろん、勝てば大きな利益ですが、マイナスになった場合の損失もかなり大きいです。

 

なぜなら、証拠金取引は通常、必要な最低証拠金に少し余裕をもたせたところでマージンコールが入るように設計をされています。

 

つまり、92万円のロスが入る手前でも、ブローカーからこんなメールが届きます。

 

「お客様のポジションで証拠金が不足したため、規約に従い弊社にてポジションを強制決済させていただきました」

 

そう、強制決済、ロスカット、マージンコールなどと呼ばれるものですね。

 

じゃあ勝てばいいじゃないかと思うかもしれませんね。ところが、そこには2重3重に張り巡らされたトラップにとらわれることになります。

 

今回は2倍に出来たのだから、次も2倍!という心理トラップ。そして、それを続けるうちに一度でも強制決済に出会うと全てアウト・・・私が「%の法則」と呼ぶものにも囲われることになります。

 

FXであろうと株式であろうと、生き残っている人が最も重視するのは資金管理です。

 

当記事が、読者の方の快適なトレードライフのため、少しでも適切な資金管理の考え方にお役に立つことを願って、終わりにしたいと思います。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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【著者 プロフィール】

佐々木 徹(ささき とおる)。米国テクニカルアナリスト協会公認資格CMT検定1級を保持。米オンライン教育No.1のユーデミーにて1,600名を超す受講生をもち、2014年には日本人初のトップ15講師入り。欧米式のトレード方法を紹介する「ココスタ」運営責任者であり、現役トレーダー、起業家、マーケティング・ストラテジストでもある。株式会社ファム代表取締役。

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