ウガンダ、アフリカ初のビットコイン法整備導入国となるべく動き出す

公開日時: 2016/11/29 PM1:21 JST

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ウガンダで、国連や中央銀行後援の下ビットコイン規制立案のための会合開催

 

ウガンダで、ビットコインを含む仮想通貨への法規制に向けた取り組みが進められている。イノベーションの推進を目的にしながら、さまざまなリスクにも目を向けた最適な法整備を進める模様だ。

 

刑事裁判に取り組む国連機関が、今年の夏ウガンダで開催されたビットコインを含む仮想通貨に関する会議の詳細を発表した。

 

2016年7月7日にウガンダの首都カンパラにて開催された会議は、国連団体である国連アフリカ犯罪防止研修所(UNAFRI、United Nations African Institute for the Prevention of Crime and the Treatment of Offenders)、ウガンダの中央銀行であるBank of Uganda、そして現地の大学であるUniversity of Birmingham Law Schoolの後援の下で行われた。このイベントを主導したUniversity of Birmingham Law SchoolのMaureen Mapp氏は、このイベントはウガンダにおけるビットコイン規制立案のための取り組みだと語っている。

 

順調にいけば、ウガンダがアフリカ初のビットコイン規制対応国へ

 

もしこの取り組みが順調に進めば、ウガンダはアフリカにおいて最初にビットコイン規制を行う国となるかもしれない。

 

Mapp氏はこの取り組みが、イギリス連邦の事務局であるCommonwealth Secretariatと共同で行われた仮想通貨通貨研究プロジェクトに端を発したものだと説明する。研究の結果「ウガンダの公務員たちが仮想通貨技術の利益とリスクについてよく知らない」という事実が判明したことが今回の会議へ発展した。

 

Mapp氏は「この仮想通貨という成長分野において、様々な政治家や政府当局と共に、ウガンダでのイノベーションを後押ししながらも適切な規制を行う方法について話し合うことができたのは素晴らしい機会でした」と話す。彼女はまた、少し背伸びしたゴールとしてこの技術に関する認知を広めることを上げる。

 

ウガンダの仮想通貨にまつわるシンクタンク結成

 

会議のための費用を援助したウガンダの中央銀行と国連機関であるUNAFRIと協働しながら、Mapp氏は同国の関係者を集めるために奔走し、ウガンダの首都カンパラにおける会合の開催を実現させた。

 

会議の後、参加した各組織の代表者達によって仮想通貨にまつわる技術面、法規制、多様性などに特化したシンクタンクが結成された。参加者たちは官民の関係者間による議論のフレームワークの草稿も作成し、今月初めにUNAFRIによって公表された。

 

「リスクに注意を払いながらも、イノベーション推進のための法整備を」

 

次回は2017年の7月に開催予定となっているが、それと並行してすでにウガンダにおける仮想通貨に対する法規制の取り組みは動き出している。

 

「このテクノロジーを受け入れてイノベーションを推進するためには正しい法的環境を整備する必要性があります。」とMapp氏は語った上で、現在法的な規制と共に公的機関とプライベートセクターとの間におけるパートナーシップについての話し合いが進んでいる事も強調し、「大きな課題は、様々なリスクに注意を払いながらもイノベーションを止めない事です」と話した。