噂の「ビットコイン女子会」気になる中身をレポート!

公開日時: 2016/12/03 PM3:30 JST

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ビットコインやブロックチェーン界隈の大多数は男性が占めているが、最近はイベントなどでも女性の姿が少しずつ増加している。

 

11月某日には六本木で「ビットコイン女子会」が開催され、ビットコインに慣れ親しんでいる女性達が約10名集まった。女性のビットコイン利用者達がどのようにビットコインを使ったり楽しんでいるのか、リアルな女子会の内容を一部紹介したい。

 

ビットコイン女子会で聞く「ビットガールズ」観た?

 

最近話題のビットガールズはビットコイナー達の楽しみの一つとなっているようだが、女性ビットコイナー達はビットガールズの取り組みをどう思っているのだろうか。

尋ねてみたところ、ビットガールズを観ている女性ビットコイナーは数名のみ。他はビットガールズについて知っているけれど番組を見たことはなかったり、よく知らないメンバーが多く、ビットガールズに登場するキャストやトレカブの仕組みについてひとしきり話すこととなったが、男性向けというイメージが強いため女性向けの楽しめるものがあれば嬉しいという結論に至った。

 

イケメンを集めたビットボーイズをローンチさせるのも良いけれど、参加していたビットコイナーの一人からは、女性の間でビットコインを普及させるには「周りが使っている」「お得になる」「楽になる」という3つの要素が重要なのではないかとの意見も。

 

今後のビットコイン普及のためにも、女性が使いたくなる仕組みやエンターテイメントの登場に期待したい。

 

女子会といえばやっぱり恋愛トーク!

 

どんな女子会でもやはり恋愛の話は盛り上がるもの。過去の失恋から流行のマッチングアプリ体験談まで、ガールズトークで共感しあえる。今回の女子会では参加者の1人、Aさんがビットコインにまつわる恋愛GOXエピソードを話してくれた。

 

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Aさんが以前付き合っていた男性がビットコインを保有していたのだが、ある日彼が持っていたビットコインを全てAさんに譲ってくれることになったそうだ。(何BTCかは分からないが、太っ腹な彼氏だ。)

 

その場で送信してくれるというのでAさんはスマートフォンを取り出すも、以前からビットコインを使うためのパスコードである4桁の数字が思い出せない。

 

しかし、Aさんが思いつく限りのパスコードを試している間に、彼氏はAさんのビットコインアドレスに送金しようとしてしまう。

 

(ウォレットによってはセキュリティのために何度もパスコードを間違えると一定時間待たないと再度入力できない設定になっている。)

 

Aさんは誤ったパスコードを何度も入力し、上記のように少し時間をおいて再トライを繰り返していたのだが、5回程ある再入力画面でまたもや全部間違えてしまったため、ウォレットが消去されてしまった。

 

このAさんの最後のトライと同時に、彼氏はまさかのビットコイン送金を実行。せっかく彼が送ってくれたビットコインは、Aさんのウォレットから永遠に取り出せなくなってしまった。

 

Aさんはショックを受けながらも彼氏に今起きた状況について伝えると、彼は送金するのを止めてくれなかったAさんに激怒。

 

「そういう所が嫌い」だと告げられ、そのままフラれてしまったらしい。

 

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今ではハードウェアウォレットを使いこなし、トークンセールの参加もお手の物の彼女たちもセルフGOX(自分のウォレットからビットコインが取り出せなくなる悲劇)を経験している。

 

このような事態に備えてビットコインユーザーの皆様にはウォレットの復元フレーズをきちんとメモしておいて頂きたい。恋人との関係を復元することはできないが、ウォレットに入っているビットコインは救い出すことができる。

トークンでも盛り上がるビットコイン女子会

 

今回参加したビットコイン女子の多くはすでに自分でオリジナルの仮想通貨トークンを発行しているカウンターパーティーピーポー*でもある。(CounterPartyというプラットフォームを使ってビットコインのブロックチェーンを利用したトークンの発行、交換を楽しむ人々のことをこう呼ぶことがある)

 

まるで普通の女子がおすすめのプチプラコスメを見せ合うかのように、スマホアプリBook of Orbsを開いてSpells of GenesisのカードやRAREPEPEを見せ合う光景が繰り広げられる。

 

「これ、このあいだ買ったの!でも数量限定ですぐ売り切れちゃったみたい」

「なにこれ可愛い!どこで見つけたの?」

 

セリフだけ聞いていればただの女子会だが、1つ目はSpells of Genesisのカードトークン「Sir of Emeralds」(ETHとETCのフォークを題材にしたもので発行枚数は2000枚)、二つ目はカラフルなPEPEカードを見ながらの会話である。

 

 

普段海外を拠点に活動しているメンバーからは、こうやってトークンで遊ぶカルチャーがあるのは日本特有なのではないかとの声もあった。

 

トークンは仮想通貨ファンの間で盛り上がりをみせており、先日は東京でカウンターパーティ利用者が参加する「カウンターパーティーピーポー」の交流会も開催された。

 

ここでもプレゼンテーションを行った東さんとしゅうまいさんから「個人でトークンを発行して交換し合うというソーシャルの要素や、ポイントと似たような感覚、ゲーム文化との親和性などの要素が日本文化と馴染みやすいのでは」と話されている。女性ビットコイナーの間でも可愛いものや限定ものを集めて見せ合うのは楽しいものだ。

 

最後に、割り勘で改めて実感するビットコインの便利さ

 

今回のお店はビットコイン受付店舗ではなかったため幹事は日本円でお店に支払い、参加者からは現金またはビットコインで集金した。全部現金で払う人も、全部ビットコインで払う人もいたが、ビットコインと現金の合わせ技を使う人も多かった。千円札だけ現金で渡して小銭の分だけビットコイン送金すると小銭を持ち合わせていなくてもぴったり払うことができる。

 

女子会当日は少しネットワーク手数料が高かったのだが、それでもやはりお金を集める方も受け取る方も非常にスムーズで楽だった。参加者の一人が話していた女性がビットコインを使いたくなる要素「楽ちん」で「みんなが使っている」のが一番実感できる身近なシーンは割り勘だろう。ビットコインを広く普及させれば女子会で「みんな0.04BTCずつね!」と言われるのが普通になる日が来るかもしれない。