XBRL、トークンの標準設定へ向けてConsenSysとワーキンググループを設立

公開日時: 2016/12/20 AM11:30 JST

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事業報告の標準化へ向けてXMLベースのコンピュータ言語を国際的に推進する取り組みを行うXBRLのアメリカ支部が、ConsenSysと共にブロックチェーン基盤のトークン作成のための基準を設定するためのワーキンググループを設立した。ConsenSysはイーサリアムベースのプラットフォームの提供を行うニューヨークのスタートアップだ。

 

XBRLのアメリカ支部とConsenSysとが共同で運営する新しいワーキンググループでは、ブロックチェーン間のトランザクションのフリクション(摩擦)を取り除き、国際規模でトークンのトラッキングを自動化することが目的だと発表されている。現在のXBRLアメリカ支部のメンバーには米国証券保管振替機関(DTCC)、Swift、Deloitte、トムソン・ロイターなどの大企業が名を連ね、それぞれが企業向けのブロックチェーン技術の実験に取り組んでいる。

 

XBRLアメリカ支部の代表取締役兼CEOのCambell Pryde氏は、ブロックチェーン基盤のトークン作成の領域における基準設定は、将来この技術によるスマートコントラクトを基盤としたアプリケーションの要となると主張している。

 

Pryde氏は声明の中でこう語っている。「取引される資産のトークン化について標準を設定することは、所有権と価値を通信するために必要なことだ。標準化無しには、ブロックチェーン上のスマートコントラクトが可能にするとされるスピード、正確さ、自動化を実現することはできない。」

 

XBRLの今回の取り組みは、同組織のブロックチェーン開発の取り組みの一環といえる。今年の初め、XBRLはitBit(現Paxos)、Nasdaqなどからスピーカーを招きスマートコントラクトとブロックチェーンのフォーラムを開催していた。また8月には、ConsenSysと4大会計事務所と呼ばれるErnst & Young、Deloitte、KPMG、PwCと共に、ブロックチェーンの会計コンソーシアム設立の検討を目的とした試験的なミーティングを行っていた。

 

このトークン化に関するワーキンググループは、来年の初めに開発のロードマップを策定する予定である。

参照サイト

メディア名:CoinDesk

URL:http://www.coindesk.com/standards-body-working-group-blockchain/