ビットコイン価格、およそ3年ぶりに10万円の大台へ 

公開日時: 2016/12/22 PM12:45 JST

670x300_media_finance

今週のビットコイン/円は先週(12月18日クローズ時点)93,740円に対して大きく上昇。週前半20日午後12時台に94,000円を突破して上昇トレンドに乗り、21日午後10時台に96,500円を越えると上方向へ一気にブレイク。2013年12月以来、およそ3年ぶりとなる10万円台の大台を突破して週末を迎える形となる。

 

BTCJPY 1時間足チャート

 

ビットコイン/米ドルはおよそ3年ぶりに800ドルを突破して、現在830ドル前後の推移。ビットコイン/人民元もおよそ3年ぶりの価格水準で、中国の取引所Huobiでは一時5997.42元を示現し、6,000元の大台が間近であることを報じている。

 

BTC/CNY 6,000元を目前に期待高める中国勢

編集部では、ビットコイン取引の8割強を占める中国勢の声を聞くために中国の2大取引所、OK CoinとHuobiに現在の価格高騰の原因や投資家の心理について聞いてみた。

 

この価格上昇について、OK Coinのアナリストは「中国の投資家のリスク回避の機運が盛り上がっていることが大きな要因です。中国の投資家の投資先には制限があるため、よりよい資産の保管方法を探すことは重要な命題のひとつ。今、彼らは積極的になにか新しい投資方法を探しているところです。ビットコイン取引は彼らに選択肢のひとつを与え、資産の多元化を実現させたといえるでしょう。また、国際市場のビットコインの需要増加も要因といえます。特に今年6月からのベネズエラ経済の影響で、多くの起業家がビットコインのマイニングを始めることになりました。」と話す。今年起こった様々な要因が複合的に中国投資家のビットコイン買い意欲を高めたことが、今の価格水準へと繋がっているという見方だ。

 

Huobiのアナリストも同様に、今年の国際情勢や中国国内の投資環境の変化、またビットコインやブロックチェーンの認知度の高まりといったそれぞれの要素が結果として投資家の意識をよりビットコインへ向かわせることになったと見ている。

 

中国のビットコインユーザーの中には、早くも「6,000元を突破すると、10,000元を越える日も遠くないのではないか」と期待視する声や、中国の年越しである春節(例年2月頃)を前にまたビットコインの価格が動くのではないかとみる向きもある。直近では、人民元で6,000元というラインはひとつの心理的節目となりそうだ。

この記事のキーワード