ビットコインを安全に保管する方法 2017年版

公開日時: 2017/01/08 PM3:30 JST

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2017年初めの今、ビットコイン価格は大きく上昇している。すでにビットコインを持っているという方もちょっと持ってみようという方も、せっかくのビットコインを失くしてがっかりすることのないように安全に保持・保管・利用するための基本的な方法をおさらいする絶好のタイミングだ。2017年版「ビットコインのセキュリティを向上させて失くさない方法」を読んで、正しく管理してみよう。

 

下にご紹介するのはPamela Morgan氏へのCoin Deskのインタビュー。Morgan氏は企業家で弁護士でもあり、Third Key Solutionsという会社のCEOとしてセキュリティや遺産相続計画に関してビットコインスタートアップにアドバイスやコンサルティングを行っている。

 

Morgan氏が話す、セキュリティを向上するためにビットコインのユーザーや投資家が自分でできる対策8つはこちらだ。

 

1. 今すぐ復元フレーズをバックアップ

 

ほとんどのハードウェアウォレット、ソフトウェアウォレットは復元フレーズという12、18、または24の単語でバックアップをとることができる。その単語を順番に紙に書きとめておき、人目に付かない安全なところに保存しておこう。もしウォレットのバックアップを行わないと、ビットコインを失ってしまう可能性がある。(関連記事:モバイルウォレットの復元フレーズを見る方法

 

2. バックアップの保管場所を確認

 

バックアップを行った後は、その場所を確認しよう。新年はウォレットのバックアップを含めた重要書類を確認するのによいタイミングだ。見つかる場所にあるか?語句を読み取ることはできるか?火や水、盗難などのリスクから安全な場所か?もしそのバックアップを弁護士や会計士など他の誰かに預けているなら、その人に保管場所を確認するように頼み、まだそれを保管しているか、どこにあるのか、バックアップは安全な状態かどうか確認しよう。

 

3. リマインダーの設定

 

定期的にバックアップやウォレット、遺産相続計画などのチェックをしなければいけないことは誰もがわかるが、思い出すのは難しい。3カ月か6カ月、最長でも1年に一度はチェックするためのリマインダーをカレンダーに追加しよう。

 

4. スマートフォンを保管場所にしない

 

いくら分のビットコインをスマートフォンで持ち運んでいるかを把握して、すぐに使わないような多額
な場合はハードウェアウォレットかコールドストレージに移動しておこう。ハードウェアウォレットは簡単に使えて、使いやすいソフトウェアコンテンツなどもあり、ビットコインを保管する最も安全な手段の一つと考えられている。財布に持ち歩く現金の金額よりも多くのビットコインをスマートフォンに入れて持ち歩くのは避けよう。

 

5. 取引所を保管場所にしない

 

取引所に預けているビットコインも、すぐに取引に使う予定のないものは自分の管理するウォレットに移動しよう。取引所では自分の残高を照会することはできるが、秘密鍵をコントロールできているわけではない。もしその取引所がハッキングされた場合、資金を失う可能性がある。秘密鍵のコントロールができている状態ならばそのビットコインは自分がコントロールできているが、秘密鍵をコントロールできていなければそうではないということを再認識しておきたい。

 

6. 2段階認証にアップグレード

 

ビットコイン関連のアカウントや、その他の重要なオンラインアカウントに2段階認証を追加しよう。最も良い2段階認証はセキュリティトークン(ハードウェアトークン)で、2,000円から3,000円前後で購入することができる。もしくはAuthyやGoogle Authenticatorのようなスマートフォン認証アプリでもよい。SMSは良い2段階認証ではないが、何もしないよりははるかに良いとMorgan氏は話す。

 

7. パスワードマネージャーの使用

 

人間はパターンの特定に優れているが、ランダムなものは苦手だ。各サイトにそれぞれ異なるランダムなパスワードを設定しメモを残さないというのが最善だが、これには管理の問題が出てくる。そこで、複数のデバイス上で安全なパスワードを生成・保管するパスワードマネージャーを使用することをMorgan氏は勧める。1Password、LastPass、オープンソースのKeePassなどが人気のあるパスワードマネージャーだ。

 

8. 家族のための計画

 

もし何かが自分の身に起こった場合、家族が自分のビットコインにアクセスできるようにしておこう。誰が何をどのように受け取るかを決定し、指示内容を書き起こしてそれを家族に説明しておこう。また弁護士に相談し、こうした家族のための計画の合法性を確認しておこう。もし遺言状、信託、遺産相続計画などを持っていれば、そこに含めるべき新しい資産があることを弁護士に伝えておくことも有効だ。

 

参照サイト

メディア名:CoinDesk

URL:http://www.coindesk.com/how-not-to-lose-your-bitcoin-in-2017/