ビットコイン8万円台へ下落 中国取引所への立入検査が原因か

公開日時: 2017/01/12 AM9:46 JST

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1月11日のビットコイン/円相場は-14.78%と大幅に下落。106,000円~107,000円のレンジ相場を形成していたところ、午後6時頃から売り勢力が強まり午後8時には10万円台を下回った。その後も下落は止まらず、本稿作成時点では88,000円前後で推移している。

 

11日午後4時台、中国の中央銀行が取引所の立入検査を発表 価格下落に影響か

 

この価格下落に先立つことおよそ1時間、中国では中央銀行である中国人民銀行が、ビットコインやライトコインなどの市場リスクなどを防止するという名目でHuobi、OKCoin、BTCCの三大ビットコイン取引所に対して1月11日より立入検査を実施していることを1月11日午後4時47分午後4時53分にそれぞれ発表していた。声明の内容は3行程度の簡単なもので、中国人民銀行の北京営業管理部はHuobi、OKCoinの各取引所において外貨取引管理やマネーロンダリングなどに関して既存の法律が遵守されているか確認することが目的で立ち入り検査を実施していると午後4時47分に発表しており、また上海本部はBTCCにおいて外貨管理やマネロンの他、送金・決済、ローンなどの関連業務についても調査していると午後4時53分に公開している。

 

HuobiのCOO朱 嘉伟氏はコインポータルの取材に対して確かに立ち入り検査が行われていると話し、内容については上述の中国人民銀行の声明を見て欲しいとしている。

 

さかのぼって1月6日に同行は投資家に対してビットコイン取引への注意喚起と、各取引所に対して既存の法律と照らし合わせた厳格な自己調査を求める旨を発表していた。元安の影響で昨年から海外資産やビットコインなどへの投資が一挙に増加していた中国では、当局が元安の阻止と違法な外貨取引への取り締まり強化に動いている状態だ。

 

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下は、中国人民銀行の北京営業管理部が午後4時47分に出した声明の内容。

 

 

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